我が家の軒先、ウッドデッキ計画!(セランガンバツ・戸建住宅縁側・沖縄県)



「私は膝が悪いので、毎朝ここで歩き歩きをしているのよ。なんだか調子もよくなってきているみたい。この小さなリブが足の裏に気持ちがいいのよ。」と、話してくれたのは、この家のおばあちゃん、武島榮子さん(86歳)。その年よりは、ずぅ~っと若く見えました。


今回この縁側を作ったのは、おばあちゃんの息子さんです。日頃から、小さい縁側をもっと庭のほうへ伸ばしたいというおばあちゃんの希望をかなえる為に「我が家の軒先、ウッドデッキ計画」と題して、正味1週間をかけて製作いたしました。

以前の50cmの小さなウッドデッキを解体することから始め、本業である左官の技術を活かして土台作りをオリジナルで作り、完成させました。その工程内容を追って説明いたします。

1.今まで使っていたスギ材のウッドデッキを取り壊し土台部分のみにしました。約50cm強のウッドデッキ材の土台が3列あったので、奥と手前の土台を利用することにしました。

2.コンクリート床と束石などの土台を止める為のL型金物。

3.土台となる束石を左官の技術を活かして、オリジナルで作ります。このとき、地面を少し濡らすとセメントの付きが良いようです。

4.こうして出来たのが、上のオリジナル束石です。見事な左官の技術です。あっと言う間にこの束石が次々と出来上がっていきました。

5.出来上がったオリジナル束石の数々。

6.オリジナル束石に土台となる角材(根太)を設置。 

7.大引き材と根太材を釘で止める。このとき、後でウッドデッキを上に敷き詰めてビス止めをすることを考えて、端に釘を打つと良い。

8.セランガンバツを敷き詰めると、こんな風になりました。

9.キシラデコールの塗料を塗るとこんなにもキレイに仕上がりました。


【今回使用したウッドデッキ材】
750.セランガンバツウッドデッキ材(20mm厚・リブ付)
>>ウッドデッキ商品一覧

【塗料】
キシラデコール(水性)
ホームセンターでも売っています。
塗料は、2回塗りをしました。



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